こんにちは。
いきなりですが、みなさんは海外旅行が好きですか?
- 英語が喋れないし…
- 海外って怖いイメージがあるなあ。やっぱり日本が安全で安心!
- 行きたいとは思うけどお金も時間もないから行かないかな。
- テロとかにあったらどうしよう。
- 時差や長時間のフライトがきつそう…
こんなイメージの方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、これは私が海外旅行に行ったことがないときに思っていたことです。
一生日本から出ないから英語の勉強は必要ない!!!
と言っていたので、英語の勉強は適当にやっていました。
その結果、海外旅行が大好きな今でも英語の読み書きはきつく、TOEICのリスニング以外は悲惨な点数です。
友人からは鉛筆で転がしたほうが正答率が高いのではないかと言われるほど…。
そんな私が、海外旅行が大好きになったきっかけのお話をしてみたいと思いますので、お付き合いください。笑
長くなりそうなので、いくつかに分けます。
今回は到着までの出来事です。
英語力0の私が一人で海外へ行った理由は逃げたいから!
逃げたくなった理由とは?
当時の私は理系の分野で電気系の勉強をしていました。
受験勉強をしたくなくて、推薦で面接のみで入れるからという理由で入ってみたけど、全っっっ然楽しくない!
- 華やかな大学生活を描いていたのに全く華がなく暗い
- 勉強がつまらなくて仕方がないし、できないし、辞めたい
- この大学でみんなが力を入れていない勉強は語学だと気づく
私の昔からの性格で、人と違うことをしたい精神が働いた結果、語学であればこの大学の人たちは力を入れていないだろう!!これだ!!!
と思い、英語の勉強を始めようと思いましたが、今まで受けてきた英語の授業に興味を持てなかった私が続くわけがないことに気づきます。
じゃあ、本場で学べばいいじゃん!
海外へ行ったって言えるのかっこいいし!
ってことで、海外へ行くことを決定しました。
嫌なことから逃げたい、海外って響きがかっこいいし、ってだけの理由。
ちなみに、自分の中で使ってみたい言葉ランキングがありました。
- ホームステイ
- 留学
- 外国人の友達
これらを満たせるのは、ホームステイをして語学学校に行き、外国人の友人を作るコース一択!
ということで、誰かと海外旅行へ行くのではなく、一人で旅立つ短期留学プランを選び、準備を始めました。
行先はオーストラリアに決定!その理由は?
どうしても譲れないポイントをあげると、こんな感じになりました。
- 時差があまりない場所
- 英語圏
- 自然の多いところ
- 日本人の留学実績が多い
上記条件を満たせる場所ってことで、人気のあるオーストラリアに行くことに決定!!
旅行で選ばなそうな地域へ行きたかったので、ブリスベンを選びました。
自分で調べても全く分からないので、旅行会社に全てお任せ。
※手数料が高いので、自分でできる人は自分でやったほうがいいです!
初めて降り立った海外の地はパプアニューギニア!?
不安しかなかったトランジット
出発直前になって不安を募らせてくれたのが、飛行機の乗り換え。
ブリスベンまでは直行便が無いので乗り換えが必要とのこと。
- 英語が読めないのに乗り換えができるのか。
- 間に合わなかったらどうするのか。
- 乗り換え地:パプアニューギニア?
こんな不安が募ってきたので、それぞれ調査。
とりあえず、乗り換えに関してはなんとかなるという記事がたくさん見つかりました。
しかし、最後の1個のパプアニューギニア。
聞いたことあるけどどんな国なんだろう?と調査。
絶対に空港から出ないでください!!危険です!!
当時はこんな記事ばかりがでてきました。
パプアニューギニア乗り換えで検索をかけても、ほとんど利用者の記事が出てこず、挙句の果てに、危険なので利用しないほうがいいですよとのコメントを発見。
私は乗り換え地で危険な目にあうかもしれないと本気で悩みました。
成田⇒パプアニューギニアへのフライト
今回私は、成田⇒パプアニューギニア⇒ブリスベンというルートで行きました。
春休みシーズンだったため、留学に向かう大学生が多く、パプアニューギニア行きの飛行機の中は同い年くらいの一人旅行者を5人ほど発見!
みんな不安だったのか、飛行機内で友達になり、私も隣の席にいた子と話しました。
同い年ってことで一気に親近感と安心感が…!!
海外旅行経験がある子だったので、色々教えてもらいました。
ちなみに、私はカバンにスプレー缶が入っていたのですが、それは本来手荷物に入っていてはダメなものだと知ったのはこの隣の席の子が教えてくれたからです。
(あの時教えてくれてありがとう!今でも役に立っている知識です。笑)
隣の席の子はフィジーへ行くと言っていましたが、フィジーという国を聞いたことない私は何それ状態。
あ、この子とは飛行機がきっかけで今でも連絡を取り合う仲です!
こんなところで友達ができるんだと新たに知ることができました。
パプアニューギニアの空港は狭く、利用者のほとんどが乗り換えだったため、周りの人についていけば問題なかったです。
手荷物検査で飲みかけの飲み物を一旦没収されたのですが、検査後に飲んでいいよとわざわざ返してくれました。
こんなことしてて大丈夫なのかと本気で思いましたが、今なら海外クオリティであり得る話だなとほっこりします。
乗り継ぎ便の待つ場所がとても狭く、成田空港とは比べ物にならなかったです。
成田空港の1ブース分しかなく、日本に比べて汚くて当時は衝撃を受けました。
パプアニューギニア⇒ブリスベンへのフライト
しばらくすると、先にフィジー行きの飛行機が出てしまうとのことで、隣の席の子とはお別れでした。
しかし、よく見ると日本人らしき人ほぼ全員いなくなった???
周りにちらほらいた学生っぽい人たち、同じところに行くと思っていたのに全員フィジーに旅立ったのです。
喋る人はいないし、アジア人もほとんどいない、2人くらいアジアっぽい人がいるけど日本人かもわからない・・・
危険といわれる国の空港で英語力0の私が一人でぽつんと残されているこの状態。
一気に不安と心配が押し寄せ、涙目でした。
結局パプアニューギニアでは何も怖いことはなかったし、スタッフの方も最初は怖そうに見えたけど、みんなフレンドリーでした!
いざ飛行機に乗ると、体がすごく大きな女性(日本でいうおすもうさんのような・・・)が隣に来て、しかも2席使ってるんですけど!!
今までこんなに体の大きな女性を見たことも、2席使う人を見たこともなかった私は何もされていないのに涙目。
機内食や飲み物提供に来られても、何を言ってるかわからないしどうしたらいいかわからないし、涙目。
CAさんが気を使ってくれたのか、選んでくれましたが、食べられず・・・涙目。
不安と恐怖で眠ることもできないので、ひたすら目をつぶって耐えました。
ブリスベン到着後、アジア人の少なさ、日本語の表記が全くないこと、日本語を話す人が周りに誰もいないことに頭がついていけません。
オーストラリアで英語が話されてるのは当たり前だし、わかっているのですが、実際に見ると当たり前のことなのに衝撃すぎて言葉が出ない。
え?なんで日本語通じないの?
って本気で思っていました。なつかしき思い出。
当時の私はここまで不安と恐怖を感じたことが無かったので、本当に追い詰められると、なぜか普段ならできない行動に走ります。
人見知りの私が日本人のパスポートを全力で探してそれっぽい人が居たら話しかけることに。
やっと見つけた日本人は40代くらいの女性でバックパッカーらしき人でした。
初めての海外で不安なこと、どうしていいのかわからないこと、英語が全く分からないことを半泣きで伝えたところ、入国まで付き合っていただきました。
「あなた、本当に大丈夫?」
と、別れ際に声をかけられて一人になることにまた絶望しましたが、その時に見えた女性のパスポートがすごかったんです!
スタンプが押されまくりで、見えたページは隙間なくスタンプがあり、さらにその上から何回も押されていてぐちゃぐちゃでした。
私もこんな風にスタンプたくさん集めたい!!!
と思うようになり、海外旅行の目的の1つとしてスタンプ集めに今でもはまっています。
私のパスポートはまだまだスタンプを押せる場所がたくさんあるのですが、あの女性のようにたくさんのスタンプが詰まったパスポートを持つことをいまだに夢見ています。
素敵な出会いに感謝しながら、入国!
そして、人間窮地に立たされたらできないことはないんだなと学びます。
入国後1時間以上待たされ、さっそく怒られる。
英語力0なのでなぜ怒られたのかわからない!
入国後、今回私が利用する語学学校の看板を持った現地スタッフが待っていてくれ、無事に合流と思いきや、あっちのほうで待ってろというような指示が。
何度も言いますが、英語力0の私にはまったく聞き取れない。
とりあえず椅子があるところに座って待ってると、他国の人が集まってきました。
しかし、一向に出発しません。
一応説明があるのですが、何しろ理解できない・・・
1時間以上たつと、やっと車へ案内されました。
同じ車に5人ほどのせられましたが、日本人が誰もいない・・・
みんな不安なのかとても静かな社内でした。
不安すぎておかしくなりそうなところに、車のドライバーがなぜかだんだんお怒りの様子。言葉が通じなくても、怒っていることはわかりました。
そしたらその怒りの向き先はなぜか私!!!
英語がわからないので、何で怒られてるのかもわからないけど、きっと私に話しかけてたのに返事を全くしないから怒ったのではないかと推測。
でも、こっちも喋れないからどうしようもできないところに、私のホームステイ先についたみたい。
ホストファミリーが出迎えてくれて、声をかけていただいたのですが、それも何言ってるかわかんなくて、こっちも何も言えなくて、家の中を案内されました。
とても大きな家で、地下もあってびっくりするくらい素敵なんだけど、何言ってるかわからなくて、どんより。
今回滞在する家の息子26歳とその彼女、同じタイミングでホームステイをカップルでしにきたスイス人たちが挨拶に来てくれましたが、英語がわからな過ぎてどうしたらよいのかわからない!!(何度目)
さらにこの家にいるのはみんなブロンドで美形でスタイルが良いのに、こちらは一人だし英語がわかんないしアジア人だし、孤独・・・
日本に帰りたい度がMAXに達しました。
こんな感じで到着時点ですでに心はボロボロでした(笑)
ここまでで学んだことは以下になります。
続きは次の記事で・・・!
コメント
[…] 前回の話>>英語力0のくせに初海外へ一人で行ったら海外旅行が大好きになった話① […]
[…] […]