こんにちは。旅好き貧乏OLの、ひらり(@traveloverrrr)です。
ひとり旅をするときにゲストハウス(格安で宿泊できる相部屋)にお世話になるのですが、全世界の旅人と交流ができるのでとっても楽しいんです。
そして、常に色んな人と交流できるゲストハウスのお仕事っておもしろそうだなと思っていました。
しかし、私は会社員。辞める勇気もない…
って時に見つけたのが短期の住み込み制度、フリーアコモデーション!
今回、年末年始を利用してフリーアコモデーションをしているのですが、本当に素晴らしい制度だと感じたので、その様子をお伝えしますね。
フリーアコモデーションとは?メリットはあるの?
日本ではまだあまり馴染のない、フリーアコモデーション。
簡単に言えば、宿泊施設の規定時間のお手伝いをする代わりに、無料で滞在させてもらう制度。
「ただ働きなんてブラックだ!」
なんて声もあがりそうですが、1日だいたい2~4時間程度のお手伝い(シーツ交換、部屋・水回り掃除など)で良いので、残りの時間は自由に過ごすことができます。
私のように短期滞在~長期滞在まで、自分にあった場所を滞在先を見つけることが可。
今回私も実際に経験してみたところ、働いていた時間は1日2時間30分以内で、十分に観光を楽しめました。
こうやってブログを書く時間も十分にあります(笑)
そして、住み込み代が無料なので、お金を全然使わずにすむ大きなメリット◎
今回私は12/29~1/4の6泊7日で滞在したのですが、年末年始のゲストハウスが安くて1泊4000円だとすると、24000円の節約!
実際に家に居るときよりもお金を使いませんでした。
そして、掃除が大の苦手な私でも無事に作業を行えました。(家のトイレ掃除ですら、潔癖でできないタイプです)
飛騨高山の古民家ゲストハウスFujiHouseに滞在
今回私は高山駅から徒歩15分程度の「古民家ゲストハウス Fuji House ―飛騨高山―」にお世話になりました。
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短期募集がメインで、高山でのイベント時や繁忙期はフリーアコモデーションの募集をしてますよ!
- 高山がとっても素敵な街で好きなこと
- 車が無くてもアクセスしやすいこと
- 短期滞在できること
- 落ち着いた宿であること
- できれば国際交流したいなあ
こんな風に条件をあげ、探しました。本当に良い宿で、大正解◎
静かでマナーの良いゲストさんばかりで、きれいに扱ってくれるので、滞在中も快適に過ごすことができました。
フリーアコモデーションの滞在施設・食事は?
写真を撮るのがへたくそで申し訳なんですけど、ゲストさんの部屋とは別の個人スペース(布団1枚敷ける広さ)を提供していただきました。
- 自分専用の玄関
- 冷蔵庫、電子レンジ
- トイレ
- バスタオル
- 電気毛布
- こたつ
これらを用意していただきました。
冷蔵庫、電子レンジは自由に使えます。
トイレもウォシュレットつきで綺麗です。
洗面所やお風呂は、いったん外に出てメインの玄関から行く必要があるのがちょっと大変でしたが、困ったことがあればオーナーさんに相談し、適宜対応していただいたので大満足。
キッチンは自由に使えることができ、調味料もたくさんそろっていました。
私は買わないような質の良いものばかりです。笑
※ゲストさんは朝のみキッチン使用可なので、フリーアコモデーションの特権
近くの朝市で果物の購入、ゲストさんが残していった食品などをもらったりしたので、食費は全然かからなかったです。
みかん5個、マスカット、グレープフルーツ2個などがあり、どれも100円!しかもおいしい。
オーナーさんがたまに作ってくれる料理がおいしく、飲食店に行かなくても地元の食材を使った美味しい料理が食べられました。
お雑煮のお餅を入れる前です(笑)
オーナーさんが英語が堪能なのと、英語講師経験があるので、少しですが英語の勉強もできました。
フリーアコモデーション中のスケジュールは?
私の滞在中の1週間のスケジュールはこんな感じ。
7:30 起床・身支度・朝ごはん
8:30~9:30 朝市散策
10:00~12:30 ゲストハウスの仕事
12:30~ お昼&自由時間
13:00~16:00 洗濯があればこの時間内に行う
朝は毎日1時間の朝市散策から始まりますが、お店を見たり食べ歩きをしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
▼毎日行った宮川朝市
見ていただくとわかるように、仕事時間は実質2時間30分以内。
観光する時間も結構あったので、街を歩いたり、電車に乗って飛騨古川(映画、君の名はのモデル)に行ったりと飛騨高山生活を思いっきり楽しみました!
繁忙期なのでチェックアウト人数が多い日もありましたが、それでも12:30にはお仕事終了。
掃除やシーツ交換はほどよく体を使うので、いい運動になります。
洗濯機&乾燥機もゲストさんのいない10:00~16:00の間であればに無料で使わせてもらえるので、私は3日分の衣類を持っていきました。
東京~レトロな町並み飛騨高山までのアクセスは?
▼雪が降ってちょっとおしゃれに撮れた写真
飛騨高山って名前なら聞いた事あるけど、詳しくは知らないって人が多いのではないでしょうか!?
こんな感じのレトロな町並みで小京都とも言われているんだとか。
外国人観光客がたくさんいて、びっくりです。そんな素敵な穴場、飛騨高山ですが、新宿からバス1本でアクセスすることができます。
濃飛バスを利用すれば休憩を含めて5.5時間でアクセス可能。
往復割引と早割で、往復12000円。年末年始にこの値段は嬉しい。
途中、3か所で休憩があるのですが、色んな景色を眺めることができます。
▼諏訪湖パーキングでの景色
▼平湯温泉で雪に囲まれた景色
こんなにもか!?ってくらい、天気の変化があるので、バスから見える景色も楽しく、長いバス旅も耐えられます(笑)
- 女性専用座席
- トイレ付き
- 各席にコンセント付き
こんな感じでありがたいサービスがそろっているので、トイレが近い人にも、ひたすらスマホいじりたい人にも安心。
フリーアコモデーションでの仕事内容は?
今回私が行った仕事は大きく分けると以下の3つです。
※宿によって内容は変わると思います
- 部屋の掃除(掃除機・拭き作業)
- シーツの交換
- 水回り(シャワー・トイレがメイン)の掃除
何度も言いますが、ゲストさんがみんな綺麗に使ってくれるので、掃除が苦手な私でも十分に作業をこなすことができました(笑)
作業をするのは12/30~1/2までの4日間で、1/3はシーツ交換のみのお手伝いです。
この規模の部屋だと1時間ちょっとかかります。
2人部屋だと40分くらいかなあ。
部屋の大きさによって大変さは変わりますが、とっても良い勉強&経験になりました。
水回りはシャワー、トイレ共に男女1つずつ用意されてるので、これらの掃除に合計30分程度。
水回り仕事は本当に苦手だと思ってたけど、きれい&手袋をつけて掃除できるので全然気でした。笑
清掃作業って結構体力を使うので宿泊施設で掃除の仕事をしてる人はすごいなと実感。
10:00~14:00の契約でしたが、大人数のチェックアウトがあった日でも12:30頃には仕事を終えられました。
フリーアコモデーションの様子まとめ
ゲストハウスの仕事を体験したいという思いが達成できたのと、ゲストハウスの仕事についてより詳しく知ることができたフリーアコモデーション、挑戦してみて本当に良かったです。
そして、ストレスが全然ないので高山に滞在中は慢性的な疲労や不調から開放されました。笑
明後日、また関東に戻るのですが、それまで楽しもうと思います^^
初心者や自信のない方、落ち着いた場所で働きたい人は以下2点を気にすると良いです。
- 小規模ハウス
- 飲み会の写真ばかりの宿は避ける
絶対に良い経験になるのと、私みたいに会社員でもできるので、気になる方はぜひ挑戦してみてください。
新しい旅のスタイルとしても、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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